ツリーイング認定講座はレクリエーション専用の木登りの講習です。
高所樹上作業作業者の為の講習はアーボリアルトレーニングセミナー「ATS講座」になります。
度々お問い合わせがあるのですが、ツリーイング講座では樹上作業で求められるような、多様な知識や技術を用いての安全確保の方法までは教えておりません。樹上作業を目的とする方がツリーイング講座を受けたとしても、作業には役立ちません。
「ツリーイング」は、最も危険の少ない状況を探して木を選び、適切な機器を使って、より危険の少ない木に登って遊ぶ、レクリエーションです。自分で木に登って樹上の世界を楽しんでもらうために、より危険を回避する手法を学び・紹介する、子供たちにも可能な趣味の遊びです。
「ツリーケア」は、支障のある危険な木や生育状況の悪い木でも登る必要があります。作業を行う為には、危険を回避し、リスクを検討評価し、最も適切な方法で行う高所樹上作業の木登りです。2020年にイギリスのツリーワーク業界の行動規範が発表になり、世界的にもこの規範に則って作業することが求められています。
この2つは見た目にロープを使って木に登っているので混同されがちですが、ツリーイング技術で高所樹上作業はできませんし、ツリーケア技術で第三者を登らせることもできません。また名称が近いため、ロッククライミングと混同される場合もありますが、エクストリームスポーツでもなく、自然を利己的に支配するのではありません。永続的に森を守る活動としてツリーイングもツリーケアも危険回避が前提となります。
目的が違えば、考え方も道具も全く異なります。